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建築写真-撮影ポイント
1、超広角レンズでの撮影
建築写真においては水平と垂直をきっちり出して撮影するのが基本中の基本です。そのために必ず三脚を使用して撮影します。
そして当社では、基本的に超広角レンズを使用して撮影するため、実際の部屋の広さよりも広々した印象に写すことができます。
下の写真は三脚に固定したカメラでレンズの焦点距離だけを変更して撮影したものです。通常の広角レンズ(焦点距離24mm)よりも超広角レンズ(焦点距離16mm)で撮影した写真の方がはるかに広々とした部屋に見えるのがお分かりだと思います。
2、HDRでの撮影
晴天の日に室内写真の撮影をする場合、室内の明るさに合わせて写真の明るさを調整すると窓の外は真っ白になってしまいます。
しかし海沿いなど風光明媚な立地の場合、窓の外の風景もしっかり見せたいものです。そうした時には明るさ違いの写真を複数撮影して後にパソコンにて合成する「HDR撮影」という手法を採用します。場合によってはプラス料金が発生しますが、当社ではよく採用する手法です。
下の写真では、通常撮影では見えない窓の外の海がHDR撮影では見えるのが分かると思います。あまりはっきりくっきりさせすぎると不自然になるので、違和感の出ない程度に海を見せています。
3、シフトレンズでの撮影
高層建築を撮影すると、地上に近い部分は広く、上に行くに従って狭く、つまり建物が台形に写ります。そうした写真が好ましくない場合は「シフトレンズ(アオリレンズ)」という特殊レンズを使用して撮影すると、建物を真っ直ぐに写すことができます。必要に応じてこうしたレンズも使用いたします。
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